弘前市名誉市民条例に基づき、市民又は本市に縁故の深い者で、広く社会の発展および文化の興隆に貢献し、その功績が特に著しく、市民から深く尊敬されている方に対し、弘前市名誉市民の称号を贈ります。
※ 平成18年2月27日の市町村合併時に新設。
【略歴】
昭和54年 弘前高校卒業
昭和59年 東京大学工学部航空学科卒業、
本田技研工業株式会社入社
平成18年 ホンダエアクラフトカンパニー社長兼CEO
令和4年 ホンダエアクラフトカンパニー顧問
【主な受賞歴】
平成24年 AIAAエアクラフト・デザインアワード
平成25年 SAEケリー・ジョンソン賞
平成26年 ICAS航空イノベーション賞
令和6年 ダニエル・グッゲンハイム・メダル
(以上4賞を同一人物が受賞しているのは世界初)
令和7年6月6日 弘前市名誉市民
昭和35年東京生まれ。小学校2年生から高校卒業まで弘前市で過ごす。
本田技研への入社後は航空機開発に携わり、固定概念を覆す設計により、高速性能や燃費性能に優れ、さらに室内空間を最大化したクラス最高の性能を誇る先進小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を開発。
平成18年、ホンダエアクラフトカンパニーを設立し社長兼CEOに就任すると、「ホンダジェット」の認定取得や航空機開発に加え、生産から流通までのプロセスや全世界での販売・サービスネットワークを構築し、事業化を成功。
藤野氏の活躍は、航空業界のみならず、交通運輸、産業、経済など様々な業界の発展に寄与するものとなった。
【略歴】
昭和30年 女子美術大学芸術学部洋画科卒業
昭和62年 女子美術大学芸術学部教授
平成6年 女子美術大学大学院美術研究科教授
青森県褒賞を受賞
平成11年 女子美術大学名誉教授
平成13年 青森県文化賞を受賞
平成15年 損保ジャパン東郷青児美術館大賞を受賞
平成19年 女子美術大学学長
平成24年 瑞宝中綬章を受章
平成27年2月20日 弘前市名誉市民
昭和7年弘前市に生まれ、弘前中央高等学校卒業後、女子美術大学芸術学部洋画科へ入学。
大学卒業後は、助手を経て、専任講師、助教授、教授、大学院教授を務め、平成11年に名誉教授、平成19年には女性として2人目となる第16代学長に就任。半世紀以上にわたって後進の指導に尽力した。
また、作家として「青」を基調とした作風の優れた作品を多数発表、数々の賞を受賞したほか、弘前市立博物館など市内をはじめ、青森県立美術館やパリなど、国内外で展覧会を開催。多くの方々に芸術作品の鑑賞の機会を創出した。
平成26年11月には、昭和39 年の開館以来、市民の芸術・文化の発表、鑑賞の場として親しまれてきた弘前市民会館の開館50周年を記念し、故郷弘前市への思いを込めて、ステンドグラス「青の時間」を制作した。
担当 秘書課 秘書係
電話 0172-40-7101