平成23年度の街なかカラス対策についての世論調査で、カラスによる被害で最も多かったのが「ごみ荒らし」でした。
地域のカラス被害を減らすために、ごみの収集日を守るとともに、次のことを心がけましょう。
まずは、カラスのエサになる生ごみを少なくすることです。生ごみが出ないよう、必要な分だけ食材を購入したり、生ごみ堆肥化容器(コンポスト、密閉容器等)などを使用し、生ごみを減量化しましょう。
家庭で身近にできる「ダンボールコンポスト」については、「ダンボールコンポストでごみ減量」のページでご確認いただけます。
カラスは非常に視力がよいといわれています。生ごみを出す際は、水切りをして、不要な紙などに包み、カラスに見えないようにしたうえで、半透明の緑色のごみ袋に入れて出してください。
カラスに強いごみ集積所を整備するため、黄色防鳥ネットより防鳥効果が高く、耐久性のあるごみ集積ボックスを、町会が新設、更新するためにかかる経費の一部を補助する制度を、平成25年度から実施しています。平成25年度は38町会から補助金の申請があり、合計60基のごみ集積ボックスが設置されました。
平成26年度は、町会だけでなく、アパート等の集合住宅所有者・管理者がごみ集積ボックスを新設・更新する場合も補助の対象となりますので、ぜひご活用ください。
【設置前(黄色防鳥ネット使用)】
【 新しい集積ボックス設置後】
なお、ごみ集積ボックス等の設置が困難な町会については、黄色防鳥ネットの貸し出しも引き続き行っています。
市ではごみ集積ボックスの設置されていない町会に対し、ごみ集積所に使用する黄色の防鳥ネットを貸し出しています。
防鳥ネットは、単にごみの上に掛けているだけでは、カラスが防鳥ネットを引っ張り、ごみを荒らすケースもあるため、ごみ袋がはみ出さないようにし、すき間を開けずに、ごみ袋全体を包み込むようにする必要があります。
皆さんが協力し、効果的な使用を心がけましょう。
【効果的でない防鳥ネットの掛け方の例】
【効果的な防鳥ネットの掛け方の例】
担当 環境課 廃棄物対策係
電話 0172-35-1130