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令和7年3月25日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

・雪害に係る新たな農業支援について

・弘前さくらまつりについて

・ひろはこ春の観光キャンペーンについて

・弘前れんが倉庫美術館の開館5周年記念展について

代表質問

1.岩木山の標高について

 

自由質疑

1.岩木山の標高について
2.弘前さくらまつりについて
3.2023年の農業産出額等について
4.宿泊税について
5.令和6年度の特別交付税について
6.今治市の山林火災について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(80KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
2.弘前れんが倉庫美術館開館5周年記念展「ニュー・ユートピア わたしたちがつくる新しい生態系」PDFファイル(1423KB)このリンクは別ウィンドウで開きます 

市長あいさつ

はじめに、雪害に係る新たな農業支援についてであります。

この冬の記録的な豪雪を受け、これまで市では幹線農道除雪の前倒しや農業者による自主的な除雪を支援する補助金の増額、融雪剤や塗布剤の購入助成など、被害の拡大防止に向けた様々な対応をスピード感をもって行ってきたところであります。

今回さらに、春からの営農再開に向けた新たな支援事業を実施することといたしました。

一つ目は、被害りんご園地等の再生に必要な苗木の購入に対する補助であります。昨年末からの大雪の影響により、市内の多くのりんご園地で幹割れや枝折れの被害が発生しているところであります。被害を受けた生産者の皆様がこの苦難を克服し、今後も営農を継続していただけるよう、市独自でりんごや桃などの果樹の苗木の購入費用の3分の1を補助することといたしました。

苗木については、早急な確保が困難な状況であることを考慮し、令和7年度だけではなく、令和8年度の改植、補植にも対応することとしております。

二つ目は、県議会において成立した補正予算を活用した、雪害に遭った農業用ハウス等の復旧支援であり、2分の1以内を補助いたします。

県からは農業用ハウス等の復旧事業に加え、雪害を受けた樹園地の復旧作業に必要なバックホー等の借上費用の3分の2以内を支援する事業も発表されており、4月以降に各果樹産地協議会を窓口として受付が開始される見込みであります。

いずれの事業につきましても、申請方法等の詳細は4月以降に市のホームページやメールマガジンでお知らせいたしますので、被害に遭われた方は、ぜひご活用ください。

記録的な豪雪によって、多くの樹園地や農業用ハウス等に被害が及んでいる中、市としても早急に営農再開に向けた支援を行っていくことで、被害に遭われた農業者の皆様が営農意欲を失うことなく、安心して生産活動に取り組んでいけるよう支援してまいります。

 

次に、弘前さくらまつりについてであります。

弘前公園の桜は、観測史上最大となる積雪深を記録した北国の冬を乗り越え、光あふれる春の訪れとともに、岩木山の美しい自然と調和し、りんごの剪定技術から始まった桜の管理方法により、今年も豊かな花を咲かせる見込みです。

市独自に行っている弘前公園の桜の開花予想は今月14日から発表しており、園内のソメイヨシノ標準木の3月21日時点での開花予想は、4月16日に開花し、4月21日に満開を迎えるとの予想であります。弘前さくらまつりは、4月18日から5月5日の会期で開催する予定でありますが、桜の開花日が気温の推移に大きく左右されることから、今後の気温の推移を注視し、状況に合わせ主催4団体が協議し、決定してまいりたいと考えております。

弘前さくらまつりにおいては、「中濠観光舟」や「西濠のボート」の運行、そして四の丸演芸場における、津軽の郷土芸能等の披露などのほか、会期前半には、訪日外国人旅行者向けの案内所を設置し、弘前公園や周辺の観光スポットの案内を多言語で行うこととしており、まつりの利便性や満足度の向上に努め、花見客に大いに楽しんでいただくとともに、観光消費額の増加につなげてまいりたいと考えております。

また、ソメイヨシノに続いて次々と満開を迎える厳選した八重桜7品種である「弘前七桜」、弘前公園の桜守がおすすめする七つの風景の「弘前桜七景」、そして、一つの花芽からまれに7つの花が咲く「弘前七輪咲き桜」の「3つの七」をキーワードにした「弘前桜物語~七にまつわる桜の物語~」を、昨年に引き続き、国内外に積極的に発信してまいりますので、多くの方にまつりにお越しいただき、まつり後半まで桜を楽しんでいただきたいと思っております。

そして、今年で最後となる春の景色があります。

弘前城天守は、平成27年に石垣修理工事のための曳家に伴い現在の場所に移動しておりますが、約10年間の修理工事を終え、令和8年度には元の場所に戻ることが予定されております。

そのため、今年秋までには展望デッキの解体や天守周辺にバリケードが設置されるなど、「桜」と「弘前城天守」、そして「岩木山」を一緒に見ることができる景色は今年が最後となりますので、多くの方々に足を運んでいただきたいと思っております。

弘前公園の桜は、今年も見事な花を咲かせます。

是非、多くの皆様にお越しいただき、弘前公園の桜をご堪能いただきますよう、心からお待ちしております。

 

次に、ひろはこ春の観光キャンペーンについてであります。

弘前市、函館市等で組織する「ひろはこ連携推進実行委員会」では、令和7年4月12日から5月31日まで、昨年に引き続き「ひろはこ春の観光キャンペーン」を実施いたします。

バーチャルシンガー「初音ミク」の派生キャラクターで、弘前さくらまつり公式応援キャラクターの「桜ミク」と連携した様々な企画を展開することとしており、キャンペーン期間中は、弘前公園や五稜郭タワーなど、両市の主要観光施設にフォトスポットパネルを設置するほか、ARを活用して、桜ミクと一緒に撮影した写真をSNSへ投稿するとプレゼントがもらえるキャンペーンや、デジタルチェックインラリー、民間事業者等によるコラボグッズ販売も展開され、両市を周遊しながら楽しめる観光キャンペーンとなっております。

また、市では、観光客の皆様にさらに楽しんでいただけるよう、さくらまつりの会期中、弘前城情報館前に「ひろはこ」ブースを設置いたします。昨年、1万人以上が参加して好評だった「どこから来ましたかボード」を今年も設置するほか、パネル展示や観光パンフレットの配布などを行う予定としております。

「ひろはこ」春の観光キャンペーンを機に、国内外のミクファンをはじめ、たくさんの方々が、春の魅力溢れる弘前・函館を楽しく巡っていただけるよう期待しております。

 

最後に、弘前れんが倉庫美術館の開館5周年記念展についてであります。

開館から5周年を迎える弘前れんが倉庫美術館では、開館5周年記念展「ニュー・ユートピア わたしたちがつくる新しい生態系」を、来る4月4日金曜日から7月7日月曜日までの第1期、7月11日金曜日から11月16日日曜日までの第2期にわたって、開催いたします。

第1期、第2期共に、弘前市出身の現代美術家・奈良美智氏による新作の絵画が県内で初めて展示されます。ほかにも、れんが倉庫美術館の収蔵作品や、こぎん刺し、土器といった、地域の歴史や文化にまつわる多様な美術作品がお楽しみいただけます。

このほか、第1期では、桜の季節に合わせて、昨年れんが倉庫美術館で個展を開催した、写真家・映画監督としてご活躍中の蜷川(にながわ)実花(みか)氏が撮影した、弘前の桜の写真の展示や、映像作品の特別上映会を開催いたします。

第2期では、蜷川(にながわ)実花(みか)氏の作品と入れ替わり、先日、1本10万円のうまい棒の作品で話題を博し、令和5年度には、れんが倉庫美術館で個展を開催し、現在、東京・麻布台ヒルズで大規模な個展を開催中の、松山(まつやま)智一(ともかず)氏の作品を展示いたします。

弘前市民は観覧料が割引になる「市民割」を引き続き実施しておりますので、市民の皆様をはじめ、多くの方々に、普段見ることのできない幅広い現代アートをご覧いただき、5周年を迎える弘前れんが倉庫美術館をお楽しみいただきたいと思っております。

代表質問

1.岩木山の標高について

Q.記者

岩木山の標高が1625メートルから1624メートルに1メートル引き下げられることになりました。岩木山の標高が1メートル低くなったことの受け止めと影響、また、それに対する市の対応についてお伺いします。

 

A.市長

先日、国土地理院では、人工衛星を利用した、精度の高いデータを基に、全国で79の山の標高を改定することを発表いたしました。青森県内では4つの山が該当し、岩木山もその一つとなっております。岩木山の標高は、これまでの国土地理院の地図では、1624.6メートルで、四捨五入して1625メートルとされてきました。

今回の人口衛星による具体的な測定結果は4月以降に公表されるとのことであり、実質何センチメートル低くなったかは、4月以降に判明するものと思っております。

標高が変更になったことによる影響といたしましては、観光案内看板やパンフレット等の表記変更が見込まれますが、設置者を確認しながら、関係機関等とも協議して順次対応してまいりたいと考えております。

市民の皆様には、車のナンバーなどに「1625」を用いている方もいるなど、1625という数字自体が親しまれてきたこともあり、寂しい気持ちを持つ方もいるものと思っておりますが、これからも青森県内最高峰の山として、岩木山がそびえる姿はそのままであります。

岩木山は、豊かな自然の恵みを与えてくれるとともに、伝統行事であるお山参詣などに見られるように津軽地域の人々の生活・文化を形成するうえでも重要であり、かけがえのないシンボルとして存在しております。

先人たちが守ってきた岩木山の豊かな自然、大切にしてきた、その思いをこれからも引き継いでいくことが重要であると考えております。

 

 

自由質疑

1.岩木山の標高について

Q.記者

今回の1メートル低くなるというのを市長ご自身、それを知ったとき、どういう思いだったのか。聞いた時にどういう印象を受けたのか教えてもらえますか。

 

A.市長

これまでも1625メートルという公表でありましたが、実際のところは、何メートルなのかということで、大分昔ですが1624.6ということは、以前から承知しておりましたので、この10センチちょっと、測定方法によって変われば、1624になる可能性はあるということが話題になっておりました。

ですので、今回精度の高い測定方法だということでの発表は、そういうことになったのかなという受けとめ方であります。

 

Q.記者

気持ちとしてはどうでしたか。

 

A.市長

1メートル下がったということではなくて、10数センチなのか20数センチなのかはわからないですが、長年親しんできた1625という数字を、新たに1624とするにあたって、逆に、これから1624という数字を出していく機会が増えることによって岩木山に対する多くの方々の意識が、何度か繰り返し岩木山の標高1625が1624になったという話題になっていくことによって岩木山の存在というのが、受け継がれていくのかなと逆にプラスにとらえていかなければいけないと思っています。

 

2.弘前さくらまつりについて

Q.記者

弘前さくらまつりの前倒しについてです。今のところ16日の開花であれば、18日から予定どおりだと思いますが、今後、開花予想日によって、いつごろ協議して、いつごろ発表されるのかという目安を聞きたいと思います。

 

A.市長

今まで桜守による発表は、3月で2回、3月21日で2回目を発表しています。

この次、3月28日の金曜日発表の予定、毎週金曜日に発表しておりますので、その予定であります。

今週の3月28日の発表を受けて、一度、関係者と協議したいと思っております。と申しますのも、昨年は開花予想よりも3月中、3月、4月で大分早くなるという予想に変わりましたので、昨年は4月19日の開幕であったのを、開花予想からいって1週間早めて4月12日から会期とする決定をいたしました。

この決定が3月の最後の週の金曜日だったということでありますので、出店(でみせ)の出店の対応、あるいはライトアップの対応、様々な対応がありますので、この3月中に一度会議を開きたいと思っています。

 

Q.記者

もし前倒しする場合にライトアップはどうするのか。方針をお聞かせ願いたいと思います。

 

A.市長

それも含めて前倒しする際、準備期間が必要ですので、ライトアップも合わせた形でできるようにする、そのためにも今月中に一度判断しないといけないと思っています。

 

Q.記者

前倒しする場合も、最後の見直しのタイミングは、次の3月最終の金曜日ということでよろしいですか。

 

A.市長

そうですね。3月の最終金曜日3月28日の開花予想、3回目の開花予想を受けて、主催4団体で協議したいと思っています。

 

3.2023年の農業産出額等について

Q.記者

今日の午後に農林水産統計が発表になる予定となっておりますが、前回までは、農業産出額が、弘前が9年連続東北で1位ですけれども、今年の期待感をお聞かせいただければと思います。

 

A.市長

期待感というか弘前の基幹産業、青森県もそうですが基幹産業、弘前は特にりんご産業を中心とした農業であります。

りんごの生産量日本一、全国のりんごの25%、およそ25%は弘前産のりんごになっています。実質、りんごが4個あると1個は弘前産だというぐらいの生産量を誇っていると。この農業産出額が、そういう意味では、トップだということに関しては、トップを維持してきた農業、りんごを初めとした生産者の方々の努力があるかと思いますので、生産者と一緒になって、この地域の産業をしっかりと支えていきたいと思います。

 

Q.記者

一方で農家の方々の担い手不足も課題としてあるかと思いますが、市としてどういうサポートをしていきたいか、何かお考えはございますか。

 

A.市長

どういうサポートしていくかというか、もうすでに取り組んでいる事業がたくさんあります。農業里親制度や、あるいは、後継者の育成に向けた取り組み、さらには、実際に農家の出身でない方が農業を始めたいという方に対するサポート。実際に農業現場に来ていただくというための仕組みも整えているところです。

さらに、担い手というだけでなく補助労働力も不足しております。

補助労働力に関して、市では、全国初となる取り組みとしては、弘前市職員が、農業現場にアルバイトをしに行く際の兼業許可を、りんご産業としては初めて行っております。

また、援農のボランティアツアーと申しまして、企業版ふるさと納税を活用して、それを原資にして、午前9時から午後3時まで、ひたすら農業のりんごの収穫作業のお手伝いをしていただくツアーというのも実施をしており、毎年200数十名の方に来ていただいていると。さらには1日バイトアプリというスマホでのバイトアプリを入れて、デイワークというアプリを入れてもらっていますが、それで1日あたり、あるいは時間単位でのアルバイトもできるようにしている。これは大学生とかもご活用していただいているというところであります。

そうした農業に携わる方々を、きめ細かに対応するということを行ってきておりますが、昨年からは、農福連携をさらに1歩踏み込んで、農福学連携。養護学校の生徒さん、あるいは、学校にちょっと行きづらいとなっているお子さんたちに、農業現場で農作業をしていただくという取り組みを進めております。

そうした中から、コミュニケーションが取れるようになったお子さんもいると伺っておりますので、そうしたきめ細かな対応を1つ1つ作り上げてきております。

まだ農業に携わる人口が、増えていくというような状態ではないですが、今、そういうのがスタートして、2年3年となってきておりますので、そうした取り組みがこれから今後、大きく成長していくのではないかと思っています。

 

4.宿泊税について

Q.記者

県内初、北東北でも初となる宿泊税の導入が、先日閉会した市議会定例会で通りましたけれども、それを受けた初の市長会見なので、市長の今後の思いと今後どういう形で、この税が活用されていくのか、形が見えたほうが市民も、市内の宿泊事業者も、これから弘前に来る方々も納得感が得られると思いますけれども、話せる範囲でいいので、どのような形で最初に宿泊税を活用していきたいのか、イメージが湧くような説明いただければと思います。

 

A.市長

宿泊税の導入についてですが、弘前市の令和7年度の観光関連予算5億8000万であります。

弘前市の全体予算としては883億7000万。観光予算が占める割合は0.66%という数字になっています。

弘前市は観光都市なので、そしてまた、いろいろ観光キャンペーン等を行っているので相当お金をかけて実施しているのではないかと思っている方もいらっしゃるのではないかと思いますが、実際のところ、0.66%しか観光予算は、この予算の中で位置付けられていないという状況です。

しかし、人口減少少子高齢化といった中で、地域経済を活発にしていくには、弘前は強みとしてあるものを生かしていく。1つはりんご産業であります。もう1つが、観光産業、観光関連産業です。

この観光産業をもっと伸ばしていくための自主財源をしっかり持たなければいけない。その自主財源としての位置付けが宿泊税になります。

宿泊税、今想定するのが、お1人200円という想定ですが、弘前の宿泊者は昨年で64万人。修学旅行等を外しても約60万人と見た場合、1億2000万の宿泊税になります。

当初予算5億8000万に対する1億2000万という自主財源への位置付けを、多くの皆様にご理解いただければと思います。

そして、この財源をもって、これまでも観光支援のブラッシュアップ、あるいは受け入れ環境の整備、さらには情報発信、PRという形を行ってきておりますが、今後もさらにそれを進めていく、そして、インバウンド対応として、さくらまつりでも実施いたしますが、外国人インフォメーションセンターなどのような対応もしていかなければいけない。それにはやはりお金が必要となります。

その財源に、今回の宿泊税を生かして、宿泊される方の満足度、弘前の観光資源を含めて、魅力度、満足度をさらに高めていく。そのための財源になるというふうにご理解いただければと思います。

市民の皆様には、そうした財源を観光客からいただいているということを、市民の皆さんにもご理解いただいて、おもてなしの心を持って、多くの市民の方々が、観光客の皆さんに対応していただければと考えているところです。

観光という経済をまわしていく大きな力がありますが、やはりそれには、その原資となるものが必要です。それが今回の宿泊税であるとご理解いただければと思います。

 

 

5.令和6年度の特別交付税について

Q.記者

今冬は記録的な豪雪となって、除排雪経費もかなり膨れ上がったと思います。こうした中で、先日、令和6年度の特別交付税の各自治体への配分が公表されました。

その中で弘前市は、約23億円という配分額が出たかと思いますけれども、このことに関して市長の受け止めをお願いいたします。

 

A.市長

今冬の豪雪は、観測史上、弘前でも最大の積雪深1メートル60センチを記録するなど、市民生活に大きな影響が出たところであります。

そうした中で、今回、令和7年3月21日付けで、令和6年度の特別交付税の交付額が決定されました。

弘前市には、3月交付分として21億3906万8000円。令和6年度の全体の交付総額としては、23億1563万6000円の交付決定となりました。これは3月の交付分、そして、交付総額、いずれも過去最大という交付額であり、令和5年度、昨年度の交付総額17億1184万5000円と比較すると6億379万1000円、35.3%の増額となりました。

国でも、今冬の豪雪、この状況をしっかりと踏まえて、特別交付税の交付額を決定していただいたものと思っております。

市といたしましては、新年早々の1月8日に、いち早く村上総務大臣に直接要望をし、また、2月の17日、2月もまた、ドカ雪があったときですが、総務省の自治財政局を訪問して要望をしております。

そして、当市の状況について、ご説明をした結果として、今回の交付決定額となったものと思っております。

 

Q.記者

今冬の除排雪費の総額というのは、過去最大になったかと思うのですけれども、いくらになったかというのはわかりますでしょうか。

 

A.市長

現在、まだ雪置き場の雪を溶かす作業も最中入っております。

 

A.企画部長

現在、まだ最終結果は出ていない状況になります。

今年度予算はまだ執行中です。

 

A.市長

25億まで補正予算を組んでおりますので、現時点で補正の対応ということはないので、その範囲内を想定しております。

 

 

6.今治市の山林火災について

Q.記者

岡山県と愛媛県今治市で、3日前から火災が続いておりましてまだ鎮火していないという話が入っております。

弘前市は今治市とりんごとみかん交流ということで、ここ2年くらい交流してきたと思うのですけれども、そういう火災を受けて今治に対して思うこと、お話がありましたらお願いします。

 

A.市長

一昨日でしたか、今治市で山林火災が発生しているという情報があり、少しでも早く、鎮火することを願っているところですが、日々のマスコミの情報からいくと、まだまだ延焼が続いているというところで大変心を痛めているところであります。

今治市長、徳永市長には、お忙しい状況だと思うので、ショートメールでお見舞いは申し上げたところでありますが、実際に、今後どうするかというのは、向こうの状況、あまりこちらから、何でも、こういうことができる、ああいうことができるといったことを話しても向こうでの対応がありますので、そこは少し控えているところであります。というのも、今年の冬の豪雪の際に、今治市の徳永市長から、いくらでも応援するから言ってくださいという激励のお言葉をいただいていましたので、同じような状況になっているかと思いますので、こちらからもしっかりとその辺、こちらの気持ちは伝えていきたいと思っています。

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