5月17日(土)、相馬小学校で運動会が開催されました。
曇天模様で雨が心配されましたが、
一生懸命、練習や準備に励んだ児童たちの晴れの舞台を見守るかのように
空は運動会が終わるまで雨を降らさずにいてくれました。
そして、市内の小学校に唯一ある聖火台には、
何十年かぶりに火がともりました。
工藤校長先生をはじめとした教職員の方々、そして保護者の方々が
児童たちに聖火を見せてあげたいと不具合のあった聖火台を整備して
使えるようにしてくれたようです。
そんな関係者の想いに応えるように、
赤白に分かれた児童たちは各種目に全力で取り組み、皆、最後まであきらめずに
取り組んでいました。
好勝負が続いた競技もさることながら、
印象に強く残ったのは、上級生が下級生をよく世話していたことです。
大きく遅れてしまった子を大きな声で応援したり、
赤白に分かれながらも、相馬小学校の仲間として全員が一丸になるところは
相馬ならではの光景かもしれません。
どの世代になっても、この相馬の精神は、
受け継いでいってほしいと思います。