4月22-23日、岩木山スポーツセンターで「地域おこし協力隊 合宿交流型ミーティング」を主催しました。
<目的>
●20代の隊員の実践・練習の場
青森県の地域おこし協力隊66人(R7.4.1現在)のうち29人が20代です。社会人経験が浅く、新卒の場合はそもそも社会人経験がないので、協力隊をしながらスキルアップしていく必要があります。
国や県が主催する“地域おこし協力隊”、“地域づくり”関係の研修は充実しています。ただ、学んだことを実践・練習する場が少ないと感じます。
リソースの少ない地方では外注先がない(カネがない)ので、企画立案から運営までをこなし(カネをかけずに)最後までやり抜く自力の強さが求められると思っています。
自前主義に基づいて開催できれば、自力を鍛えられると考え、企画・主催しました。
●圏域を超えたネットワーキングへの挑戦
「外を見て内を知る」ことを目的に、弘前圏域の8市町村の隊員で「情報交換ミーティング」という勉強会を開催してきました。回を重ねるごとに、圏域を超えて繋がっていくべきではないかと思うようになってきました。
また、合宿型にしたのは、不安や悩みを語り合う場、課題に対しての知恵を寄せ合う場にしたかったからです。インフォーマルな時間を作ることができるのが、合宿の特徴だと思います。
<研修:1日目>
1日目は弘前圏域移住交流デザイナーの野口拓郎さんと酸ヶ湯温泉営業企画室特命係長の高田新太郎さんの講義と、地域住民・行政職員と良好な関係を築くためのケーススタディーを行いました。夜には交流会をしました。3時半まで話し込んだ人がいたんだとか…笑
<研修:2日目>
ノルディックウォークの体験と秋田県大館市地域おこし協力隊OBの三澤雄太さんによる事例紹介でした。
手ごたえを感じる研修となりました。